ただそこにあるだけで愛や癒しのエネルギーを私たちに贈ってくれる植物。中でもオレンジ・ビターの植物からは、与える愛や奉仕の精神をより深く感じます。
その理由は、この「オレンジ・ビター」という植物から3種類もの精油を生み出しているから。
オレンジ・ビターの果皮(果実を含む場合も)からは「オレンジ・ビター」
花からは「ネロリ」
枝や葉からは「プチグレン」
といった具合です。
どの精油も元の姿の持つ特徴的な成分を生命力たっぷりに受け継いでいて
その共通点は、「精神的な領域へのアプローチ」。
心と体とオレンジ・ビター
酢酸リナリルやリナロールといった成分が、ストレスからくる睡眠障害や消化器の不調、気持ちの落ち込みやさらに深い鬱の状態などへと働いて、献身的な愛をも感じます。
ちなみに普段、私たちが「オレンジ」と呼び、食べているものは、「オレンジ・スイート」。
そして「オレンジ・ビター」は、「橙(だいだい)」として言った方がイメージしやすいかもしれません。
果皮の部分は、おいしい食材としてもおなじみで
お菓子の香り付けには「キュラソー」というリキュールに。
そして、マーマレードとしてもおなじみですね。
オレンジ・ビターとの繋がり
今回のテーマの「与える精神に溢れるオレンジ・ビター」に繋がるのではと感じることをもうひとつ。
「ネロリ」「プチグレン」の精油には、柑橘系特有の紫外線に反応する成分が含まれていないので好きな時に使えます。
これは、精油を扱う者としてもありがたいこと!
これがベルガモットやグレープフルーツだったら・・・
使う時間帯などを考えるという不自由さがつきものなので
まるでオレンジ・ビターの懐の深さを表すようです。
これらのボトルに触れたり、橙の実を手にする度に
このGive&Takeの「Giveの精神」に溢れたスピリットを感じずにはおられず、
この「Giveの精神」に私自身ももっと近づけることができたら・・・と思いを馳せてしまいます。
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